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西白河郡矢吹町【大木代吉本店】

2014年も3月に入り、
先日の大雪もまだ残るものの、
最近の暖かさで徐々に小さくなってきました。

去る2月13日。
大雪の前日に矢吹町の酒蔵
【大木代吉本店】を見学して来ました。

こちらの石高は2000石(1升瓶20万本)。
小さな蔵が多いなか、中規模くらいの酒蔵さんです。

珍しいのは、その約半分が料理酒だったりします。
(当店でも販売&使用しております)

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料理専用の酒としてしっかり仕込んであり、
通常雑味とされるアミノ酸が豊富です。
そのまま飲んでも芳醇で余韻の長い味わいで、
面白いです。

見学に伺った日は、その料理酒の更なる実験版。
福島県の酒造好適米「夢の香」を使用した、
料理酒を仕込んでいるところでした。

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蒸かしたての米は思ったより固い!
表面は固く中は柔らかく、とは聞いていたものの、
想像以上でした。

2011年の大震災で大きな被害を受けた蔵は、
震災を機に設備や生産体制を大きく見直す事に。

杜氏を招いていたのを辞め、
近年増えている蔵元杜氏制になり、
設備も効率よく作業出来る環境へ。

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櫂で混ぜたり、
麹室で米のほぐしたり、
大吟醸のもろみをちょっと味見させてもらったり。

貴重な体験をさせて頂き、
有り難う御座いました!

料理酒が知名度的に先行してますが、
丁寧に作られた日本酒「自然郷」も、
程よい香りと味わいで食中酒にお薦めですよ。

20140213-DSC03565.jpg
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福島県浪江町【鈴木酒造店・山形県長井蔵】

明けまして御目出度う御座います。
旧年中は有り難う御座いました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

というわけで、
気がつくと2014年になってました。

しかも、もう6日。
今日から仕事始めの方も
多かったかと思います。

金澤商店は
年末年始休まず営業というか、
むしろ元日は一年の中でも殊更忙しく
大晦日からばたばたしまくり、
その後は多少暇になるものの
後遺症でぼんやりしてました。

なので昔からおせちやら初詣やら
お正月らしいことは特にやらなくて、
餅を食べて箱根駅伝を見るくらいなもんです。
(まぁ、それもちゃんと見てませんがw)


さて、
去年の11月下旬のことになりますが、
酒造見学4回目
「鈴木酒造店」へ行ってきました。

鈴木酒造

鈴木酒造店は
福島県浪江町で日本一海に近い酒蔵として、
海の男たちに愛される酒を造っていました。

それが
あの東日本大震災で蔵は津波に流され、
原発から近いため戻ることが出来なくなり、
現在は山形県長井市に落ち着いたそうです。

以前は海が目の前にある場所だったのに
一転、
今は山の中。

使う水も環境も一変。
避難で転々とする日々を過ごし、
心身の疲労は想像すら出来ません。

だけどその状況で
「確かに磐城壽だ」
と思われる酒を造るとは
驚嘆せざるを得ません。

しかも、
以前より評価が良くなってるとか。

そんな素晴らしい蔵元杜氏の
鈴木大介さんは
大らかで温かい人柄で、
仕込み中の蔵の中を丁寧に案内し、
事細かく説明して下さりました。

製麹室

麹や種麹(種菌を振った残り)の試食も
初めて経験。

種麹は玄米に菌を生やすようで、
見た目はちょっとあれですけど、
食べるとカリッとしていて結構いけます。

普通捨ててしまうようなんですけど、
何かに活用出来るんじゃないかなー。

もやし

仕込み真っ盛りのタンクを見たのも
初体験でした。

まず、部屋に入った途端に香る
果物臭のような甘く芳醇な香り。

普通の人は
日本酒を仕込んでるなんて
思えないんじゃないか
という程でした。

酒母1

浪江の蔵に付いていた
家付き酵母というのが珍しい性質で、
山廃にするとなかなか香りが出ないのに、
強い香りを出すとか。

その謎を調べるため
会津の試験場で検査していたので、
蔵が津波で流されたけれど、
家付き酵母が残ったそうです。

酒母2

タンクの中では
ぱちぱち音を立てて菌たちが働いてました。
絶賛もやし中。

酒母3

1.2回目に訪れた
東豊国酒造さんと松崎酒造さんでは藪田式で、
前回訪れた曙酒造さんでは昔ながらの槽(ふね)でしたが、
こちらは移転したときに導入した新しい槽でした。

一番高さがあるため、
建物の中心に置かざるを得なかったのですが、
逆にそれで導線が良くなり良かったとかw

絞り器

酒造を見学するたびに思うのですが、
本当、皆さん素晴らしく良い人です。

有り難くて感謝することしきりです。

実際に取引するためには、
もっと勉強しなくてはいけない事も沢山あるし、
日本酒を売る力もつけなくてはいけない。

ウチは地酒専門店というわけでもないので
尚更難しいなとも思います。

でも、せっかく日本酒を扱ってるのだし、
日本酒の魅力に気づいちゃったし、
その素晴らしさを広められたら良いなぁ
って思うのです。

ま、その辺は毎回書いてますね。

酒蔵さんを見学するにつれ、
その思いは強くなります。

その思いを持ち続けて
今年も日本酒を勉強していきたいと思います。


福島県天栄村【松崎酒造店】

先日のイベントで初対面した若い杜氏の1人、
天に栄える村の酒蔵を見学してきました。

天栄村といえばブリティッシュヒルズが有名ですが、
行った事無かったので見学の前にちらっと立ち寄る事に。

町の中心部を抜けて山を登った奥に現れる巨大な門。
そこを通ると中は英語だらけでお城っぽい建物がちらほら。

「すげーっ!!!」
と思いつつも、見学は有料で時間がかかる模様。
また今度時間がある時に見てみたいです。


という事で寄り道しつつも辿り着いた松崎酒造店は、
田んぼに囲まれた小さな酒蔵でした。

石高は300石(来年度は350石の予定)ながら、
20代の杜氏1人だけで仕込むのは並大抵のことではありません。

2年前からこの体制になったようですが、
試行錯誤して突き進む姿勢、
そして生まれた至高の酒「廣戸川」。
素晴らしいです。
年々評価を高めており、
今後がますます楽しみです。

人柄も柔らかく丁寧で、
蒸米、洗米から仕込み日数まで説明して下さり、
本当に有り難いです。

倉庫を丸ごと冷蔵庫の様に改装し
普通酒も冷蔵保管したり、
酒の種類によって冷蔵温度を変えていたり、
保管の重要性を再認識しました。


もっと知識と理解を深めていれば、
同じ説明でも吸収するものも、
質問できる事も違うんだろうな・・・
精進せねば。

酒粕のジェラートは残念ながら売り切れだったけれど、
帰り際に頂いた「石背(いわせ)」
通常酒造好適米で仕込むところを、
食用米のコシヒカリ(100%須賀川産)を使用!!
一体どんな味わい・・・?
と珍しさが先行気味でしたが、
なるほど爽やかで綺麗な、
ちゃんとした日本酒に仕上がっておりました。
軽やかな飲み口は水よりスッキリ。
オススメです。
石背
「廣戸川」は難しいものの、
「石背」は何とか仕入れられそうです。
※須賀川市岩瀬は昔、石背国(いわせのくに)と呼ばれていたそうです。

松崎酒造店

仕込みの時期でも見学大丈夫ですよ!
とか、他の酒蔵へ紹介も出来ますよ!
と、心遣いに感謝する事しきりでした。
本当に有り難う御座いました。
またお邪魔しますので宜しくお願いします(^^)/

そして、松崎さんの好意に遠慮無く甘えることにし、
次回は「天明」の【曙酒蔵】にお邪魔して来る予定です。
もっと勉強しなくちゃ。

大七酒造(福島県二本松市)

先日、大七酒造本社にて酒小売組合として勉強会&見学会をして参りました。

タダだし、地元の酒造ながら行ったことは無いし、
面白いかな~と気軽な気分で行ったのですが、
なんと社長自ら様々な事を説明して下さいました!

社長を実際に見たのは初めてだったのですが、上品な方でした。
嫁曰く、「皇太子みたい」とのこと。
ちょび髭を生やして、穏やかな感じで。あ、あと猫背でしたw
そして、声質と話し方が穏やかすぎてついつい眠気が・・・zzz

それはさておき、

大七酒造は約250年前、1752年が創業の歴史ある酒造だそうです。
太田家による家族経営で、3代目以降七右衛門を継承し、
会長が太田七右衛門氏が9代目、社長の太田英晴氏が10代目。
8代目の時には全国清酒品評会で第一位を受賞したり、
昭和天皇即位の時に献上酒を納めたりと輝かしい成果を残したそうな。

以前は地元のすべての人を満足させるべく、
晩酌用から贈答用、甘口から辛口まで揃えようとしたが、
量から質へ、「自分達の酒」を追求する方針に変更し、
日本全国更には世界中へ向けて「こだわり」の日本酒をアピールすることに。
それが「伝統」と「革新」であり、「生もと造り」

現在、日本酒の酵母は速醸もとが主流で、米はボイラーで蒸すのだけれど、
江戸時代から受け継がれる手間の掛かる生もと造りを守り、
昔ながらの和釜をわざわざ特注してまで、手作業を交えて蒸すし、
山卸を丁寧に行う、そして直ぐには出荷せず、程よく熟成させて出荷。
こうして、大七の酒を造り上げているのです。

そういった、「伝統」を守る一方、
窒素充填による無酸素充填システムを日本でいち早く取り入れ、
丸く削られる精米を良しとせず「超扁平精米」を独自に開発したり、
海外のワイン醸造社と交流を持ったりと、「革新」し続け、
酒のために良いことは守るし取り入れる、
という一貫した姿勢を守り続けております。

その成果の一端が、
世界的に有名な「ゴー・ミヨ」の表彰式に招待されたことであるし、
2008年の洞爺湖サミット首脳夫人晩餐会で乾杯酒にて、
「妙花蘭曲グランド・キュベ」が採用されたことなのかなと思われます。
※ちなみに750mlで21000円で、瓶はヴェネチアングラス、装飾はドイツ製だそうです。
普通の「妙花蘭曲」は720mlで12600円で瓶は一緒です。
ただ、両方とも在庫はありませんm(_ _)m



見学会としては、酒造りは冬がメインということもあり、
今は静かにたたずむ酵母を作る部屋や山卸の作業場も見せて頂き、至れり尽くせり。
酒蔵の入口にある、二本松在住の千代豊子さん作のステンドグラスは素敵でした。
正直、そんなに飲んだこともありませんでしたが、
今ではにわか信者ですww



丁寧に造り上げた純米生もとが720ml1290円で飲めるというのは、
凄いことでは?!

書いてる人

かなしょう

Author:かなしょう
1978年7月30日生まれ。
福島育ち。
8年ほど東京近郊。
Uターン組。
商店自営業の3代目。
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